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雑記

【物価高・外国人政策が争点】参院選2025が映す“日本の今”

参院選2025
Keichon

この記事でわかること

  1. 参院選2025の主要争点(物価高・社会保障・少子高齢化・外国人政策)
  2. 各党が掲げる政策の違い(減税派 vs 給付派や共生型 vs 管理型)
  3. 投票時に意識すべき価値観の選択軸(経済支援、持続性、共生社会)

2025年7月20日、参議院議員通常選挙が行われます。

今回の選挙は定数248のうち半数の125議席の改選で、東京選挙区の欠員1も加わり、全国的に注目度が高まっています。

三連休のど真ん中。投票率が上がると不利になる方々の日程操作があまりに露骨です。必要に応じて期日前投票も利用してしっかりと一票を投じましょう。

選挙運動が始まった序盤では「物価高対策」が話題でしたが、終盤にかけて急浮上したのが「外国人政策」。


少子高齢化や社会保障など私たちの暮らしに直結する争点がそろい、各党のスタンスもくっきりと分かれています。本記事ではこの選挙の争点をまとめていきます。


争点および各党の政策

今回の参院選の主な争点を4つ、各党の政策とともに列記します。

💸 物価高騰と家計支援──「減税派 vs 給付派」

物価高騰による生活の圧迫は、今回の選挙で最も身近な争点のひとつ。各党は「減税で購買力を増やす」か「現金給付で即効性ある支援を行うか」で立場が分かれます。

スタンス政党主な政策
減税派立憲民主党食品消費税ゼロ(1年限定)、ガソリン税減税
減税派維新の会食品消費税ゼロ(2年)、所得税額控除
減税派共産党消費税廃止、最低賃金1500円
減税派国民民主党消費税5%減税、若者の税負担軽減
減税派参政党消費税段階的廃止、社会保険料軽減
減税派れいわ新選組消費税廃止、一律10万円給付(※減税+給付型)
給付派自民党一律2〜4万円の現金給付。消費税減税には慎重
給付派公明党18歳以下と非課税世帯に4万円給付。ガソリン税引き下げ

🏥 社会保障──「支え合いの制度」は維持できるか?

年金・医療・介護といった社会保障制度の持続可能性が問われています。各党は、制度の充実と財源の両立をどう図るかに知恵を絞っています。

政党主な施策
自民党医療DX推進、介護人材確保、年金底上げ
公明党介護保険料の公費負担割合を2/3に引き上げ。医療・介護の質向上
立憲民主党医療・介護費の上限設定(総合合算制度)、保険料上限見直し
維新の会医療費削減で保険料年間6万円軽減。積立方式年金導入
共産党子どもの国保料ゼロ、均等割・平等割廃止
国民民主党社会保険料軽減。医療費助成の拡充
れいわ新選組社会保険料引き下げ。ベーシックサービス拡充
参政党地域医療支援。介護の民間委託縮小

👶 少子高齢化──「子育てと教育」にどう向き合う?

出生数の減少が続く中、将来の社会の基盤をどう築くか。教育の無償化や手当拡充など、各党は“未来への投資”として子育て政策を強化しています。

政党主な施策
自民党高校授業料の実質無償化。保育士処遇改善
公明党妊娠・出産費用の無償化。学校給食無償化
立憲民主党児童手当の増額(18歳まで)。食料品消費税ゼロ
維新の会教育完全無償化。所得制限の撤廃
共産党教育・医療・介護の無償化。最低保障年金導入
国民民主党教育国債で支援拡充。年収の壁解消
れいわ新選組高校卒業まで月3万円の子ども手当。大学院まで無償教育
参政党0〜15歳に月10万円の教育給付金。子育て減税

🌍 外国人政策──「共生」か「管理」か?

在留外国人の増加により、労働・医療・教育・治安などに影響が及ぶ現代日本。各党の政策は、「制度整備による統合」を目指すか、「受け入れ管理と制限」を重視するかで大きく分かれます。

スタンス政党主な施策
共生型公明党日本語教育と医療支援。制度整備による共生社会構築
共生型立憲民主党技能実習制度の廃止。多文化共生基本法
共生型共産党外国人労働者の権利保障。入管制度改革
共生型れいわ新選組外国人排除に反対。制度改革と人権尊重
共生型国民民主党待遇改善。日本語教育支援
管理型自民党育成就労制度導入。技能実習制度見直し。不法滞在ゼロ
管理型維新の会政策の一元管理。受け入れ総量規制
管理型参政党外国人総合政策庁の新設。国籍条項付き手当など「日本人ファースト」

🪞 選挙は“価値観”の選択でもある

参院選2025は、政策の選択にとどまらず、私たちがどんな社会像を望むか──その“価値観”が問われる場でもあります。

  • 物価高を「経済対策」として見るか、「生活の保障」として見るか
  • 社会保障を「負担抑制」か「制度拡充」で進めるか
  • 少子化を「成長戦略」として捉えるか、「文化維持」として捉えるか
  • 外国人政策を「共生の土台」と見るか、「国民優先の権利」と見るか

この選挙は、いまの社会が抱えている問いを、票という形であぶり出す鏡のようなものなのかもしれません。

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Keichon
Keichon
駆け出しブロガー
大阪生まれ大阪育ち。現在は兵庫県在住のサラリーマン、二児の父。
幅広いジャンルの最新情報を皆様にお届けすべく、日々奮闘中です。

趣味は株式投資、暗号資産投資、脱毛、ブログとFXを勉強中。
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・脱毛はメンズエミナルで医療レーザー脱毛、メンズTBCで美容電気脱毛を経験。なぜ2つ通うのか、体験はどうだったかなど、いずれ記事にしていきたいです。

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