いま話題の「メガ10」とは?特徴を解説!
近年、米国株投資の中で注目を集めているのが「メガ10」です。
FANG+に続く“少数精鋭型”の投資信託として話題になっています。
そこで本記事では、メガ10の仕組みや特徴、メリット・デメリットを分かりやすく解説します。

ちなみに読み方は「めがてん」ではなく「めがじゅう」と読むそうです。どっちでも良い話だとは思いますが😁
メガ10とは?

メガ10とは、米国市場に上場する成長性の高い大型グロース株10銘柄に集中投資するインデックス型投資信託です。
正式名称は、
ニッセイ・S米国グロース株式メガ10インデックスファンド
で、Solactive社が算出する指数への連動を目指します。
メガ10の主な特徴
① 10銘柄に集中投資
メガ10は銘柄数をあえて10社に絞り、等金額配分で投資します。
そのため1社の比重が極端に高くなりにくい点が特徴です。
② 年4回のリバランス
構成銘柄は固定ではなく、年4回(3・6・9・12月)に見直されます。
したがって成長性や時価総額を基準に銘柄が入れ替わる可能性があります。
③ 米国グロース株に特化
対象は主にテクノロジー・AI・ヘルスケアなど、成長分野を牽引する企業です。
長期的な株価成長を狙った設計になっています。
④ 信託報酬が比較的低め
信託報酬は年率0.385%(税込)程度。
同じ10銘柄集中型のFANG+系ファンドの0.7755%と比べると、コストは半分に抑えられています。
このように、メガ10はFANG+と似た指数ということで何かと比較される指数です。そこで次節ではメガ10の構成銘柄に触れながらFANG+との比較もしてみたいと思います。
メガ10の構成銘柄
時期によって変動しますが、代表的な構成銘柄は以下のような企業です。
| 項目 | メガ10(2025年12月) | FANG+(NYSE FANG+ Index) |
|---|---|---|
| 銘柄数 | 10銘柄 | 10銘柄 |
| 構成銘柄 |
エヌビディア(NVDA) マイクロソフト(MSFT) アマゾン(AMZN) アルファベット(GOOGL) ブロードコム(AVGO) メタ・プラットフォームズ(META) テスラ(TSLA) イーライリリー(LLY) ビザ(V) マスターカード(MA) |
エヌビディア(NVDA) マイクロソフト(MSFT) アマゾン(AMZN) アルファベット(GOOGL) ブロードコム(AVGO) メタ・プラットフォームズ(META) クラウドストライク(CRWD) アップル(AAPL) ネットフリックス(NFLX) パランティア・テクノロジーズ(PLTR) |
| 選定基準 | 成長性と時価総額上位10社を等金額配分 | テック/成長株の人気銘柄を等金額配分 |
| 注目点 |
・ヘルスケア(イーライリリー)や ・決済系(ビザ/マスターカード)を含む |
・クラウド/ソフト系中心、かつ ・一部AI/セキュリティ株含む |
| リバランス | 年4回 | 年4回 |
| 信託報酬(年率) | 年0.385%(税込) | 年0.7755%(税込) |
| 固定銘柄 |
なし (全銘柄が定期見直し対象) |
6銘柄あり (アルファベット/アマゾン/ ネットフリックス/メタ/ エヌビディア/ブロードコム) |
メガ10は、**成長性評価と時価総額の両面で優れた米国大型株**に均等投資する指数です。固定銘柄はなく、ヘルスケアや決済銘柄などの比較的ディフェンシブな銘柄を含むことが特徴です。
一方、FANG+は**テック・AI・プラットフォーマー寄り**の構成で、アップルやネットフリックス、セキュリティ系も加わります。6銘柄が固定です。
このように、構成銘柄の違いがリスクやリターンの傾向に影響します。そこで、次節では両指数のパフォーマンスの比較を見てみましょう。
パフォーマンス
パフォーマンスについては、S&P500との比較ではかなりアウトパフォームしています。しかし、FANG+との比較ではそこまで大きな違いはありません。
ただし、2022/9あたりの下落局面では多少の差が見て取れます。切り取り範囲にもよりますが、メガ10はFANG+に比較して相対的に値動きがマイルドという特色があります。
メガ10のメリット
少額で米国成長株の中核に投資できる
個別株では高額になりがちな有名企業にも、投資信託なら少額からまとめて投資できます。
高い成長リターンを狙える
成長株に特化しているため、市場環境が良い局面では高いパフォーマンスが期待されます。
FANG+よりコスト面で有利
似た性格を持つFANG+と比較すると、信託報酬が低めなのは長期投資での強みです。
柔軟な銘柄入れ替えが可能
メガ10にはFANG+のような固定銘柄がありません。つまり全銘柄が入替対象となります。
米国の時価総額トップ10銘柄は常に同じではないので、メガ10の柔軟な銘柄入替によって常にトップの10銘柄に投資できるという安心感があります。
参考までに以下に時価総額上位10銘柄の変遷を引用します。
やはり、固定銘柄がないメガ10の方が、柔軟な銘柄入替が可能なだけ、理にかなっていると考えることができます。
メガ10のデメリット・注意点
値動きが大きくなりやすい
銘柄数が少ないため、相場の影響を受けやすく、S&P500との比較では下落局面では大きく値下がりする可能性があります。ただし、FANG+よりはマシとなるでしょう。
セクター偏重リスク
ハイテク・グロース株中心のため、景気後退局面では弱さが出やすい点に注意が必要です。こちらもFANG+よりも若干マシでしょう。
初心者の主力投資には不向き
S&P500や全世界株のような広範な分散型と比べると、リスクは高めですが、FANG+よりは低めです。
メガ10はどんな人に向いている?
- 米国グロース株の成長を狙いたい人
- 値動きの大きさを許容できる人
- ポートフォリオのサテライト枠として使いたい人
と、ほぼFANG+と同じではあります。
しかし、FANG+との大きな違いはやはり信託報酬の安さと固定銘柄がないことです。固定されてしまうと、10,20,30年といった長いスパンを前提としたとき買いづらくなります。その点、メガ10は常に時価総額TOP10を狙えるので有利です。
まとめ
メガ10は、米国の成長株トップクラス10銘柄に集中投資するインデックス型投資信託です。
リスクを理解した上で、戦略的に取り入れることが重要です。
そしてNISAでの基本戦略はFANG+とほぼ同じですが、信託報酬が比較的安いので、成長投資枠で購入することも問題ないと考えられます。




