【脱毛日誌】第1話 除毛クリームで大失敗!毛嚢炎になった話

この記事でわかること
- 除毛クリームによる脱毛のリスク
- 毛嚢炎の恐ろしさと治療の経緯
- 肌トラブル防止のために心がけるべきこと
- 役に立ったケア用品の実例
記念すべき第1話は本格的な脱毛を開始する前に試してみた除毛クリームについて書いていきます。
筆者が実際に体験した脱毛の記録をシリーズ【脱毛日誌】としてお届けします。
除毛クリームを使って除毛した際にひどい毛嚢炎を発症するに至った経緯を写真つきで投稿します。
皆さんにおかれましてはこれを反面教師としていただき、筆者のような事態に陥らないように十分に注意していただければと思います。
なお、第2話以降では本格的な医療脱毛へと進んでいきます。
はじめに:なぜ脱毛を始めようと思ったのか
子どものころから特に足の毛が濃いことがコンプレックスでした。水泳の時間などはちょっとした苦行でしたね。
そのため、時間と金銭的余裕さえあれば脱毛してみたいと昔から考えており、脱毛のクリニックを調べることから始めていきました。
調べた結果、実施するなら永久脱毛の医療脱毛が良さそうだと考えるに至りましたが、やはりコストはそれなりにかかります。
そこでまずはこの一夏を安価に乗り切れるならと、手軽にセルフでできる除毛クリームに目を付けたというわけです。
しかしこの選択は大間違いだったと後で気づかされます。筆者の場合は全然手軽ではなかったということになります。
使用アイテムと方法:選んだクリームと使用環境
- メンズ用の除毛クリームを2023年5月25日に購入。
- 具体的な商品名は伏せますが2025年7月現在も普通に買えてレビューもそれなりに高い商品です。価格はセール状況によりますがAmazonで2000円から3000円で購入できます。
- 届き次第、パッチテストを実施
- 少し赤くなったものの大きな問題はないと判断
- そのままVIOを含む下半身全体にクリームを塗って除毛を実施しました。
- クリームを使いすぎたかも知れませんが毛はごっそりと抜け落ち、効果は抜群。
- とくに目立った肌トラブルはありませんでした。
この段階では非常に満足のいく結果で、その上まだ使い切ってもいないことから、価格的にも非常に安価に済んだと喜んでいました。
もう除毛クリームで定期的に除毛するのでもいいや、とさえ思い始めていました。
異変の始まり:肌トラブルの兆候
そのまま数週間が過ぎたころ、両足に異変が起き始めました。かゆみが出て、さらに毛根のあたりが赤く炎症し始めたのです。
事前に調べてはいたのでこれがあの毛嚢炎という症状かというのはすぐにピンときたものの、この時はそれほど問題視していませんでした。
まあ、すぐ治るでしょう、と楽観しきっていたのです。ところが事態はそう簡単には収まりませんでした。
毛嚢炎の発症:実際に起こったこと
- 実際に毛嚢炎が発症したときの写真を以下に掲載します。赤み・腫れ・かゆみの症状があり、一夏を安価に乗り切るどころか一夏を棒に振ることになりました。

- 筆者の場合は行きつけの皮膚科がなかったので調べて自宅近くの皮膚科に通院を開始しました。そこでは「ヒルドイドで様子をみましょう」といった感じで効きもしない薬を延々と処方され、症状は改善しませんでした。
- 病院選びを間違えたことも大きな失敗だと思っています。
- そこで別の皮膚科に行くことにしました。そこでは若い先生に真摯に話を聞いてもらえました。しかし覿面に効く薬を処方してもらうことはできず、症状は少し良くなってはまた悪くなる、の繰り返しでした。少し自信がなさそうに裏で実父に指示を仰ぐ様子も見えたので、若すぎたように思います。
- また病院を間違えました。
- さらに別の皮膚科に行くことにして、そこで処方された薬は少し効いたように思います。
- ただ、結局は筆者自身が日常生活で毛嚢炎のひどい箇所に衣服が擦れないような工夫を徹底したことが一番効果的だったと考えています。
- 日常生活への影響はそれほどありませんでしたが、海やプールは控えることになりました。
- 市販の保湿剤を足に毎日塗るようにし、膝上までの長い丈のボクサーパンツを履き、これを肌に密着させる工夫をしました。
- そうすることによって毛嚢炎のひどい箇所での衣服擦れがなくなり、症状が快方に向かったと思っています。
原因と反省点:なぜそうなったのか
何が直接の原因かはわかりませんが、自己分析として、誤った使い方や注意不足だった点を挙げていきます。
- 除毛クリームの用法と容量を間違えた
- 一回目の処置のとき、クリーム量をケチった(ような気がした)ことで十分に抜け落ちない結果となった。そのため、時間をおかずに続けてクリームを増量して処置を実施した。
- 処置時間、クリーム容量的にも標準量をややオーバーしてしまったと考えられる。
- 焦って増量したりせず、一回で全て取れなくてもよいくらいの心構えの方が安全だと思われる。
- 病院選びを間違えた
- 除毛クリームや家庭用脱毛器でのセルフ処置では専門医がついて見てくれるわけではないことをしっかり認識しておくべき。
- いざトラブルが起きたときどうするか事前に調べておくべき。
- 人にもよるが毛嚢炎は治りにくい。このことも知っておくべき。
- 毛嚢炎予防をしなかった
- 除毛直後は何も問題がなかったので油断した。
- それから数週間後に毛が生え始めたころに症状がひどくなっていった。
- 最初から保湿を心がけ、ボクサーパンツを履いていたら予防できたかも知れない。
同じ過ちを繰り返さないために:学びと対策
- クリーム選びや使い方の工夫
- 原因と反省点で述べたように、決められた用法と容量は絶対に守るべき。決して欲張らないこと。
- パッチテストの重要性
- パッチテストで少しでも不安があればやめておく、容量を少な目にするなど、トラブルが起きてからでは非常に面倒なので安全面を優先すること。
- 肌トラブル回避のためのケア
- 肌にダメージがある状態なので、保湿剤を利用して乾燥を防止する。
- 着衣を工夫して患部と衣服との摩擦を低減する。
- 今後の脱毛方針の見直し
- セルフ処置では安全面で限界がある。特に肌が弱い方。
- その点、クリニックでは専門医が的確な処置をしてくれるという安心感は何にも代えがたい。
おわりに:第1話として伝えたいこと
いかがでしたでしょうか?第1話では恥ずかしながら筆者が実際に失敗した例について取り上げてきました。
ここで見てきたように毛嚢炎などの肌トラブルは一度発症すると長引く傾向があります。
完治するまでは脱毛などもっての外なので、決して甘く見ず、安全面に十分に配慮して実施してくださるようお願いします。
除毛クリームによる除毛でもしっかりと用法と容量を守り、施術後のケアをきちんと実施すれば、レビューや口コミにあるように安全かつ十分な効果が得られる可能性は高いと思います。
筆者の場合に毛嚢炎がひどくなってからでも役に立った肌ケア用品を以下にあげておきますので是非参考にしてください。

妻と娘と三人でお風呂上りに使ってます。三人で使うのでたっぷり大容量なのが嬉しいです。身体中に大胆に使うことができます。サラッとしたテクスチャーでべたべたしないので夏でも快適なのもポイントです。完全無香料なので男女関係なく使いやすいのも助かります。
次回、第2話ではメンズエミナルさんでの医療レーザー脱毛について書いていきたいと思っていますので、お楽しみにお待ちください。
【脱毛日誌】第2話「セルフ脱毛は卒業」〜メンズエミナル体験記録A〜|悠々閑話