SBI・楽天・マネックス・松井・moomoo比較!5社の証券口座を実際に使ってみた感想

- 5社の証券口座(SBI・楽天・マネックス・松井・moomoo)を実際に使い分けたリアルな感想と特徴比較
- 📊NISAやIPOを含む目的別の証券会社選びの視点
- 🔰 口座開設の流れ・必要書類・よくあるつまずきポイントの実体験ガイド
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はじめに
「投資を始めたいけど、どの証券会社が良いか分からない…」そんな迷いに直面する方は多いのではないでしょうか。
筆者は実際に、SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・moomoo証券の5社すべての口座を開設し、目的に応じて使い分けています。
本記事では、それぞれの特徴や使い心地を実体験に基づいてご紹介します。
次のような点がポイントとなりますが、本記事では簡潔にまとめます。
- 取扱商品数
- ネット銀行との連携
- クレカ積立機能、ポイント制度
- 取引手数料
- 単元未満株の取り扱い、その手数料
- アプリやサイトの使い勝手
各証券会社の特徴と使用感
🟦 SBI証券
- 国内最大級の取扱商品数を誇るメイン口座として最適
- 住信SBIネット銀行との連携が快適
- Tポイント・Vポイントとの連携
- 三井住友NLカードでクレカ積立、ポイント制度あり
- 取引手数料は最安水準(単元未満株も無料)
- アプリ、サイトは楽天証券の方がやや使いやすいとの感想が多い
おすすめ: 万能さ、総合力重視
🟥 楽天証券
- 商品数はSBIとほぼ同等でメイン口座として運用可能
- 楽天銀行・楽天ポイントとの連携が快適
- 楽天カードでクレカ積立、ポイント制度あり
- 取引手数料は最安水準(単元未満株も無料)
- スマホアプリ「iSPEED」が使いやすい
おすすめ: 総合力重視かつ楽天ユーザー・ポイント投資をしたい人
🟨 マネックス証券
- 銘柄スカウターによるスクリーニングが超優秀、分析用の口座として利用価値大
- 決算アラート機能が便利
- dカード、マネックスカードでクレカ積立、ポイント制度あり
- 取引手数料はややかかる
おすすめ: 銘柄分析・リサーチを重視する人
🟩 松井証券
- IPOで重宝
- 少額資金しかない場合でも当選できる仕組み
- 当選してからの入金で購入が可能
- JCBカードでクレカ積立、ポイント制度あり
- 50万円までは手数料無料
- ネットストック・ハイスピードでデイトレも快適
- 個人投資家を大切にする姿勢が伝わる
おすすめ: IPO・iDeCo・少額投資・デイトレ・サポート重視
🟧 moomoo証券
- スマホ特化型のUIが直感的で情報収集に強い
- 大口投資家の売買動向が把握できる
- 取引手数料は最安水準(無料)
- アメリカ株の取引きに強い
- 銘柄多数:なぜmoomoo証券では1,000もの限定銘柄が取引できるのか?
- 1ドルから買え、手数料は業界最安水準
- 日本時間の昼間でもリアルタイム取引が可能
- 他社は注文の受付のみ。
- 日本株の扱いは限定的
おすすめ: スマホで手軽に情報をチェックしたい人、アメリカ株を取引きする人


NISAで運用するならどの証券会社がおすすめ?
証券会社 | NISA口座の使いやすさ | 特徴・補足 |
---|---|---|
SBI証券 | 商品数最多、Vポイント投資 | |
楽天証券 | 商品数豊富、楽天ポイント投資 | |
マネックス証券 | 銘柄スカウターが便利・分析向き。 | |
松井証券 | 初心者向けガイドやサポートが充実 | |
moomoo証券 | NISA対応商品は現時点では限定的 |
筆者の所感
- SBI証券と楽天証券は業界の二大巨頭でほとんど差がなく優秀。
- ぶっちゃけどっちでもよく、いずれもNISA運用に最適
- 楽天経済圏で楽天ポイント活用なら楽天証券、そうでないならSBI証券。
- クレジットカードのポイント制度や銀行連携機能などはどちらが優秀か、一進一退の攻防が続いているが優劣の差は大きくないし今後も変わりうる。
- そこで迷っていても意味はないので両方開設したもよい。
- NISA口座はどちらか一方のみだが、あとで移管は可能。
- マネックス証券の銘柄スカウターは超優秀
- 口座開設すれば無料で使えるので必須級。
- 松井証券はIPO、デイトレ専用。
- 筆者自身は最近では東京地下鉄の大型IPOへの応募で利用。SBI証券などでは資金量が大きくないと当たりにくいので重宝。
- moomoo証券はスマホで情報収集するのに便利。
- アプリで全ての情報を取得可能
- アメリカ株の取引きするなら必須
シーン別おすすめ証券会社
スタイル | おすすめ証券会社 |
---|---|
NISA運用を最大活用 | SBI証券 or 楽天証券 |
万能に使いたい | SBI証券 or 楽天証券 |
三井住友NLカード、Vポイントを活用 | SBI証券 |
楽天カード、楽天ポイントを活用 | 楽天証券 |
銘柄分析を重視 | マネックス証券 |
IPOを狙いたい(少額投資)、デイトレ | 松井証券 |
スマホで情報収集 | moomoo証券 |
アメリカ株の取引きを少数からリアルタイムで | moomoo証券 |
口座開設の流れと共通点
共通して必要なもの
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
- マイナンバー(通知カード等)
- メールアドレスと電話番号
- 銀行口座情報
開設の流れ
- 申し込みフォームの入力(10~15分)
- 本人確認書類のアップロード
- マイナンバーの提出
- 審査(1~数日)
- 口座番号の発行&ログイン
つまずきやすいポイントと対処法
よくある壁 | 対策 |
---|---|
本人確認がうまくいかない | 明るい場所で撮影し、反射やピンボケを避ける |
マイナンバーが手元にない | 通知カード+個人番号記載の住民票で対応可 |
ログイン情報が分かりにくい | メールの案内や公式ページを丁寧にチェック |
初回ログインで設定項目が多すぎる | 慌てず一つずつ読みながら設定すればOK |
まとめ:複数口座は“目的別”で使い分けよう
証券口座は「どう使い分けるか」が重要です。
もちろん筆者も当初は「どこが一番良いのか」と悩みましたが、実際に複数口座を使うことでそれぞれの強みが見えてきました。
そして、ここで紹介した証券会社はそれぞれに開設するに足る便利な特徴を有していますので、みなさんも全て開設しておいて損はありません。
口座を開設するだけなら無料です。
ただ、初心者があえて開設数を絞り込むなら、NISAを利用するための万能口座をSBI証券か楽天証券かどちらかで選択し、メインの口座としていずれか一方だけ開設する、くらいでしょう。
そして慣れてきたら他の証券口座も順次開設していくとよいと思います。
銘柄分析をしたくなったらマネックス証券、IPO投資やデイトレードをしたくなったら松井証券、スマホで情報分析したいならmoomoo証券、という感じです。
まずは、自分が「何をしたいか」を軸に選ぶことが、ベストなスタートになるはずです。
楽天経済圏の方は楽天証券、そうでない方はSBI証券
マネックス証券
松井証券
moomoo証券