2025.11.05 2025.11.06

【2025年10月の売買実績】取引理由まとめと振り返り

けいちょ

今月の相場を振り返って
今月の売買実績一覧
来月に向けての方針

今月の相場を振り返って

2025年10月の株式市場は、決算発表シーズンの本格化とAI関連株の継続的な強さが注目されました。

日経平均株価は一時的な調整を挟みながらも底堅く推移し、企業業績の好調さを背景に個別物色が続く展開です。

一方で、高配当株やディフェンシブ銘柄にはやや上値の重さも見られました。

そのような環境下で、筆者は「安定配当を軸に成長性を取り入れる」ことを意識し、押し目を狙った買い増し中心の運用を行いました。

今月の売買実績一覧

10月は、新規購入3銘柄、追加購入12銘柄、売却2銘柄と、比較的アクティブに取引しました。

決算前にポジションを調整しつつ、中長期目線での仕込みを意識した内容です。

新規購入銘柄

銘柄	銘柄コード	セクター	取引理由
スターティアHD	3393	卸売	DX関連の成長期待銘柄。サブスクリプション型ビジネスが拡大中。安定増益を見込む。下がっても買い下がれるようにS株でちょこちょこ買い進める。
IHI	7013	機械	10/31 に単元買い。防衛・宇宙関連・インフラの成長期待が高い。業績はまだそこまでだが、国策のテーマ性と中長期の伸びしろを評価。
ヤマハ発動機	7272	輸送用機器	長く続く株価の下落調整局面をチャンスと見てS株で少しずつ買い集め。下がったとしても下落余地が小さい。

追加購入銘柄

銘柄	銘柄コード	セクター	取引理由
iSゴールドファンド	投信	コモディティ（ゴールド）	ゴールドが急落したタイミングで追加。Vポイントはここに全つっぱ。
eMAXIS Slimオルカン	投信	海外株式インデックス	つみたてNISA枠を埋める。
ジョイフル本田	3191	小売	地方ホームセンターの強みを活かした安定経営。優待＋配当目的で買い増し。
エクシオグループ	1951	建設	通信インフラ整備で業績安定。長期的な保有に適す。
USS	4732	サービス	中古車オークション事業の収益基盤が安定。単元まで買い増して優待獲得を狙う。
IDホールディングス	4709	情報通信	DC、DX需要拡大の恩恵を受ける企業。ディフェンシブ枠。悪くない決算ながら売られて下がったところで追撃買い。業績の底堅さを評価。
北興化学工業	4992	化学	化学セクター内で割安感あり。配当性向も低く増配余地ありとみる。
ブリヂストン	5108	ゴム	為替メリットと業績の底堅さを評価。配当利回り3.4％前後でまだ買える水準と判断。
イーグル工業	6486	機械	宇宙関連、高配当枠として購入。
住友商事	8053	卸売	商社株全体の調整局面で相対的に割安なので押し目買い。
青山商事	8219	小売	PBR1倍割れ解消に本気で取り組む姿勢が見える超高配当枠。
ハマキョウレックス	9037	陸運	物流需要のディフェンシブ性と底堅さを評価。高配当ではないが19期連続増配で安定配当。

売却銘柄

銘柄	銘柄コード	セクター	利確/損切	取引理由
DM三井製糖	2109	食品	利確	株価の上値が重く、資金効率を重視して売却。業績進展がいまいちで、成長カタリストも無い。決算を待たず売却。
FPG	7148	証券	微益撤退	決算にて最高益ながら減配発表を受け6％超の急落。ガイドは良いが背伸びにも見えて業績の先行きが心配。このご時世に細かく減配する姿勢にも不信感が募り決算翌日に撤退。配当を入れるとまずまずの利益。