増配が期待できる高配当株:注目の10銘柄
- 増配が期待される高配当株10銘柄
- 安定したインカムゲインと将来の成長性を両立する銘柄
- 増配率・配当性向とその投資判断における活用基準
高配当株は、安定したインカムゲインを求める投資家にとって魅力的な選択肢です。
さらに、増配の可能性がある銘柄を選ぶことで、将来的なリターンの最大化が期待できます。
本記事では、2024年度から2025年度にかけての増配率を参考に、さらなる増配が見込める高配当株10銘柄を取り上げたいと思います。
今回紹介する10銘柄のうち、私は4銘柄を実際に保有しています。
それでは早速その10銘柄です。
増配が期待できる高配当株
| コード | 銘柄名 | セクター | 最新実績配当性向 | 2024年度 | 2025年度 | 増配率 | 2026年度配当 | 2026年増配状況 | 保有状況 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1605 | INPEX | 鉱業 | 30.2% | 90 | 100 | 11.1% | 108円予想 | +8円 | ✔ |
| 2768 | 双日 | 卸売 | 33.3% | 150 | 165 | 10.0% | 180円予想 | +15円 | ✔ |
| 3946 | トーモク | パルプ・紙 | 29.1% | 100 | 130 | 30.0% | 170円予想 | +40円 | |
| 4992 | 北興化学工業 | 化学 | 27.1% | 32 | 46 | 25.0% | 54円予想 | +8円 | ✔ |
| 6653 | 正興電機製作所 | 電気機器 | 33.2% | 40 | 50 | 12.5% | 60円予想 | +10円 | |
| 7438 | コンドーテック | 卸売 | 40.3% | 46 | 52 | 13.0% | 58円予想 | +6円 | |
| 7989 | 立川ブラインド工業 | 金属製品 | 43.4% | 46 | 70 | 19.6% | 120円予想 | +50円 | |
| 8002 | 丸紅 | 卸売 | 32.5% | 95 | 107.5 | 13.2% | 115円予想 | +7.5円 | |
| 9037 | ハマキョウレックス | 陸運 | 28.8% | 35 | 41.75 | 19.3% | 46円予想 | +4.25円 | ✔ |
| 9768 | いであ | サービス | 35.4% | 100 | 118 | 18.0% | 118円予想 | 据え置き |
※保有状況は筆者の保有状況を示したものです。
※2026年度配当は、2026年8月14日時点の会社予想を含みます。
※2026年増配状況は、2025年度の実績配当と2026年度の会社予想を比較しています。
なお、保有状況は筆者の保有状況を示したものです。各カラムのタイトルをクリックすると並べ替えが可能です。
次に、増配率・配当性向・セクター別の特徴を見ていきましょう。
🔍 増配率に注目すべき理由
増配率が高い銘柄は、企業の利益成長や株主還元姿勢の強さを示す重要な指標です。
特にトーモク(3946)の30.0%、北興化学工業(4992)の25.0%、いであ(9768)の18.0%などは、業績好調や財務健全性を背景にした積極的な配当政策に基づいており、今後の増配確度の高さがうかがえます。
📈 配当性向を投資判断にどう活かすか
配当性向とは、企業が稼いだ利益のうち、どれだけを株主への配当に回しているかを示す指標です。
計算式は以下の通り:
配当性向(%)= 配当金 ÷ 当期純利益 × 100
よって、この数値が高すぎると、企業が利益の多くを配当に回してしまい、将来の成長投資が制限される可能性があります。
一方、低すぎる場合は株主還元の姿勢が弱いと見なされることもあります。
✅ 適正な配当性向とは?
- 40%以上:成熟企業に多く、安定配当を重視する傾向
- 20〜40%:成長投資と株主還元のバランスが取れた理想的な水準
- 20%未満:内部留保重視。増配余地がある可能性も
実は、今回紹介した10銘柄は配当性向40%未満という条件でスクリーニングしています。
このため、多くが30%前後の配当性向を維持しており、健全な財務体質と株主還元の両立が期待できます。
特に北興化学工業や双日などは、増配を実施しながらも無理のない配当政策を展開しているため、さらなる増配の期待が高まります。
🏭 セクター別の傾向
卸売業:双日、丸紅、コンドーテックなどは、安定したキャッシュフローを背景に着実な増配が見込まれます。
素材・製造系:INPEX(鉱業)、北興化学工業(化学)、立川ブラインド工業(金属製品)は、景気や資源価格の影響を受けつつも、配当性向は健全な数字を保っています。
サービス・陸運:いであ、ハマキョウレックスは、安定収益と成長性の両立が魅力です。
💡 増配が期待できる高配当株まとめ
増配が期待できる高配当株は、単なる利回りだけでなく、企業の成長性や株主還元姿勢を見極める上で重要な投資対象です。
そして配当性向・増配率・セクターを総合的に分析することで、納得感のある投資判断が可能になります。
また、増配が期待できる銘柄は誰もが欲しい銘柄といえますので、株価の上昇をも期待できます。
そのため、多くの投資家が増配が期待できる銘柄=増配株を積極的に狙っていく戦略をとっています。
高配当株を選ぶ際は、現在の配当利回りだけでなく、過去の増配実績や配当性向、業績の推移なども確認しておきたいところです。
今回紹介した10銘柄も、あくまでスクリーニングの一例です。最終的には、それぞれの企業の業績や株価水準などを確認したうえで、自分の投資方針に合う銘柄を選びたいですね。


